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科学研究費補助金「特定領域研究」情報爆発IT基盤 平成19,20年度公募


A01 情報爆発時代における情報管理・融合・基盤 A01
情報爆発時代における情報管理・融合・基盤
A03 情報爆発時代における安全・安心ITシステム基盤 A02
情報爆発時代における安全・安心ITシステム基盤
A03 情報爆発時代におけるヒューマンコミュニケーション基盤 A03
情報爆発時代におけるヒューマンコミュニケーション基盤
A03 情報爆発時代における知識社会形成ガバナンス B01
情報爆発時代における知識社会形成ガバナンス




A01
情報爆発時代における情報管理・融合・基盤

人類ならびに、センサー、マシンによって生成される情報量はとりわけ2000年以降、爆発的に増加しつつある。この情報空間の中から真に必要とする情報を的確に探し出す技術、多様な情報を融合することにより新たな価値を創出する技術、膨大な情報をしっかりと格納・管理する技術、情報のトラストを支援する技術などが極めて重要と考える。知的集約度の高い産業を継続的に生み出すことが不可避である我が国において、知識の探索の効率化は大きな意義を有すると言える。

ウェブ、電子メイル、P2P、ブログ、センサー情報、オフィスドキュメント、既存データベース、XML文書、辞書、放送映像コンテンツ・デジカメ情報、個人のデスクトップ情報、実世界各種情報、コンテキスト情報など、多様な情報に対しての新しい検索、情報融合による価値創出、斬新なサービス、流通機構、管理手法、コミュニティ支援等に関する、新しいアプローチに対する研究を公募する。即ち、例えば、新しい電子メイル管理、トラストに基づく情報ランキング、デスクトップとサイバー空間を融合したパーソナル情報探索、サイバー空間上での情報共有コミュニティ支援などの新しいトピクスを取り上げ、情報検索、データベース、機械学習、自然言語処理、人工知能、情報可視化など広い分野からの多様な取り組み(新しいアイディアに基づくシステムの提案、役に立つ応用に関する提案、基礎的な理論研究など)を募集する。



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A02
情報爆発時代における安全・安心ITシステム基盤

情報爆発は、その膨大な情報量を生成したり、処理を行う分散システムの規模を百万ノード以上のオーダーに肥大化・複雑化させ、革新的な利用法が期待される反面、全体の高度なセキュリティ・百万オーダーへのスケーラビリティ・大規模な故障に対する自律的なリジリエンシー(堅固さ)が欠如し、全体の安全安心は確保できていない。それらを解決するためには、従来の集中的・階層的なアルゴリズムや管理手法ではなく、計算資源の割り当て・故障に対する対処・高度なセキュリティなどの達成を、高性能な仮想計算環境がドミナント量の自己の資源を使って自律的な自己監視を行い、その上で種々のアプリケーションが安全安心かつ高性能に実行できる必要がある。本公募研究では、その達成のための大規模分散処理システム・分散プログラム言語・(データ)グリッド・分散ディペンダブル技術・Peer-to-Peer・分散モニタリング・センサーネット・自律コンピューティング・高レベルネットワーク技術・データクラスタなどを含む幅広い分野において、多様な取り組み(新しいアイディアに基づくシステムの提案、役に立つ応用に関する提案、基礎的な理論研究など)を募集する。なお、公募研究班は、計画研究班を含む他の班と相互に活発な研究交流や連携を行うことが期待され、かつ本特定領域で構築予定の数千プロセッサ・数万仮想ノードの研究テストベッドを活用することが可能となる。



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A03
情報爆発時代における
ヒューマンコミュニケーション基盤

情報システムの高機能化、多機能化はその利用を極度に複雑化させ、たとえ専門家であってもシステムの全体像や多様な状況における適切な操作法を理解することが困難となっている。このことは、携帯電話やPCなどの部厚いマニュアルによって象徴されている。この結果、「デジタル・デバイドの普遍化」、すなわち、情報弱者とは言えない一般の人々が、システムの利用に不安を覚え、その活用を避ける傾向が生まれている。

本柱では、情報システムの高機能化、多機能化によってもたらされる複雑性、難解性を克服し、安心・快適な情報環境を構築するためには、人間と情報システムとの間に存在する様々なレベルでのギャップをコミュニケーションによって解消することが必要であると考え、相互適応可能なマルチモーダル・インタラクションの実現法に関して、学術的研究課題および技術的研究課題の両面について3つの計画研究

  • 相互適応可能な実世界インタラクションのための計算モデル・システムの構築
  • 実世界インタラクションの分析・支援・コンテンツ化
  • セマンティック・ヒューマノイドインタラクション
を推進するとともに、言語、音声、画像、力覚情報に関する先進的な処理手法、ロボティックスに加え、以下に示す多様な研究課題に関わる専門分野からの公募研究を募り多角的な観点から学際的研究を展開する。

ヒューマン/マシン・インタラクション、マルチメディア・コミュニケーション、会話における生理・心理情報計測と解析、認識・行動の学習と適応、ハイブリッドコンピューティング、会話音声認識、人間の動作・行動計測と認識、ヒューマノイドロボット、作業スキル、会話コーパスとコンテンツ化

本柱では、量的爆発、質的複雑化する情報と人間との共生、即ち、膨大かつ多様な情報を知識源として誰もが容易に使いこなせるようにするヒューマンコミュニケーションの実現こそが、我国の情報活用力を飛躍的に増大させる鍵となると考えており、情報爆発を克服して真に豊かな情報社会の構築に貢献することを目指している。



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B01
情報爆発時代における知識社会形成ガバナンス

B01では、情報爆発を克服するためITを有効に活用した新たな社会システムを構想す る。概ね3つの研究分野を想定している。第1の分野は知識社会の形成とそのガバナ ンスに関する研究であり、例えば、電子政府、インターネット・ガバナンス、情報法 制などの研究である。第2の分野は情報と知識を積極的に活用する情報経済、知識経営 などに関する研究であり、例えば、電子商取引、ITイノベーション、情報リスクマネ ジメントなどの研究である。そして第3の分野は、安全・安心な情報生活空間に関する 研究であり、例えば、ITを活用した高齢者・障害者支援や医療・福祉、社会問題に対 するITを活用したソリューション、災害やサイバーテロ対策などに関する研究である。



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